ステュディオ・ダルチザン:ジーンズの歴史と魅力


ステュディオ・ダルチザン/STUDIO D’ARTISAN

1979年に創業されたステュディオ・ダルチザンはレプリカジーンズ界の元祖と言える存在だろう

(このステュディオ・ダルチザンより幾分早く発売されたヴィンテージテイストのジーンズにビッグジョンのレアジーンズがある)
がしかし、メーカーではない1ショップのオリジナルであるステュディオ・ダルチザンが
今のように設備も完備されていない時代に本格的なヴィンテージテイストのジーンズを世に送り出したということに敬意を表し、
このステュディオ・ダルチザンを元祖と言わせて頂いた。

86年には記念すべきファーストモデルであるDO-1を発表。
当時としては異例の29000円という価格がジーンズマニアの度肝を抜いた。
それもそのはず、27インチ幅の旧式力織機による生地や手作業の天然インディゴによるかせ染め、
バックシンチや綿糸縫製、打ち抜きリベットといったディテールがその価格を物語ってるだろう。
繰り返すが当時は今のような設備が完備された環境がないのだ。
それはステュディオ・ダルチザン自らがジーンズ作りを開拓していく必要があったということだ。

レプリカジーンズと言ってもステュディオ・ダルチザンの場合は本物を忠実に再現するという
レプリカジーンズ本来のベクトルとはちょっと違う。
それはファーストジーンズであるDO-1にも見て取れる。天然インディゴによるかせ染めが最も印象的だ。
かせ染めはロープ染色とは異なり、基本的には手作業で糸を芯まで染める染色方法である。
ビンテージジーンズのタテ落ちや濃淡のある色落ちは糸が芯までそまらないロープ染色による芯白が生み出した偶然の産物だ。
つまり、かせ染めを施した生地を使ったステュディオ・ダルチザンのジーンズは、
そういったビンテージジーンズのような色落ちを再現しようとして誕生した存在ではないことが伺えると思う。
言うなれば、
ステュディオダルチザンのジーンズは、レプリカジーンズではなくクラフトジーンズといった位置づけのほうが正しいのかもしれない。

しかし、このスタート当初から一貫して貫いてるステュディオ・ダルチザンらしいデフォルメと言うか、
強烈なオリジナリティもこのブランドの魅力の一つだと言えるだろう。
お馴染みのキャラクター豚を代表としたどこかパロディー的で可愛らしい雰囲気もダルチならではのものだ。
他にはない独特で不思議な魅力が確かにダルチにはあると思う。(少なくとも自分には)

創業者の田垣氏の退任後、95年にはピュアインディゴシリーズ(合成インディゴのロープ染色で染色したシリーズ)もラインナップに加え、
唯一の難点でもあったその価格も現実味をおびてきたステュディオ・ダルチザンの人気はますます加速した。
どのモデルにもはっきりとした個性が感じられ、他ブランドとは一味違ったジーンズを現在も世に送り出し続けている。
SD-101などのSD-10X系の品番を冠すジーンズは、染めが深く、濃淡のある色落ちを生み、
SD-001やSD-003、D-1002などの左綾生地を採用しているジーンズは強烈なタテ落ちを生む。
このようにどのジーンズにもはっきりとしたコンセプトを感じられるのがステュディオ・ダルチザンの魅力の一つでもあるだろう。

ブランド名のステュディオ・ダルチザンは職人工房の意。そんな職人工房が作り出すジーンズをファンはいつも待ち続けている。

ステュディオ・ダルチザン/STUDIO DARTISANのジーンズラインナップ

D1002(細身の左綾ブーツカット)
SD-001(左綾レギュラーストレート。シルエットはSD-101と同じ)
SD-003(細身の左綾ストレート)
SD-101(15oz右綾レギュラーストレート)
SD-102(太目の15oz右綾ストレート)
SD-103(細身の15oz右綾ストレート)
SD-105(細身の15oz右綾ブーツカット)
SD-201(14oz右綾レギュラーストレート。シルエットはSD-101と同じ)
SD-202(太目の14oz右綾ストレート)
SD-203(細身の14oz右綾ストレート)
SD-203R(SD-203のレッドステッチバージョン)
SD-301(13.75oz右綾レギュラーストレート)
SD-302(太目の13.75oz右綾ストレート)
SD-303(細身の13.75oz右綾ストレート)
SD601-00(新定番の廉価版シリーズ。XXディテールのストレート)
SD601-99(新定番の廉価版シリーズ。66ディテールのテーパードストレート)
SD-DO1(インド藍の24回かせ染めを施したデニム。レギュラーストレート)
SD-DO2(インド藍の24回かせ染めを施したデニム。ダルチザンの中で最も太いシルエットを誇るワイドストレート)
SD-101XX(インド藍の24回かせ染めを施したデニム。SD-101と同じレギュラーストレート)
SD-103XX(インド藍の24回かせ染めを施したデニム。SD-103と同じタイトストレート)


デニムギャラリー内で紹介しているステュディオ・ダルチザン/STUDIO D’ARTISAN
SD-001 SD-101(1) SD-101(2) SD-105
(投稿)
SD-202 X's-26 X's-27 チェーン刺繍
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