
サムライジーンズ/SAMURAI JEANS
90年代前半から起こったレプリカジーンズブームも一段落ついたと言える1998年
「ジーンズは作り手、穿き手の両方の拘りが一致しないと商品価値がない」をコンセプトに
突如ネット上に現れたジーンズブランド、サムライジーンズ
ビンテージジーンズを意識しながらも、その従来のレプリカジーンズとは一線を画す
随所に施されたサムライを連想させるギミックやヘビーオンスデニムを売りに産声を上げた。
そんな独特な雰囲気をもったサムライジーンズは瞬く間にマニアの間で話題騒然となる。
サムライジーンズの特色としては、
他ブランドに比べてブランドとユーザー間の距離が非常に近い関係を構築できてるという特徴がある。
時にはユーザーの声をそのまま商品に反映させる事も珍しくない。
そんな巨大なブランドではありえないユーザーとの繋がりが
サムライジーンズを現在の認知度まで押し上げた要因の一つだろう。
またサムライジーンズを語る上でどうしても外せないのが限定モデルの存在だ。
この人間心理を巧みに刺激する販売戦略が多くの中毒者を生む大きな要因になってると言っても良い。
CD等では当たり前の初回限定盤だがジーンズ業界でこのシステムを採用したのはサムライジーンズが初ではないだろうか。
数年前にはマンスリー企画と銘打って月ごとに新しいジーンズを発表するというとんでもない企画もあった。
今でも新しい生地や新ブランド、新モデルの開発に余念がない。
最近では取扱店とタッグを組んだ本数限定の別注モデルが頻繁に登場している。
この別注や限定といった販売戦略をどう思うかはあなたしだいだが、ここで言いたいのはそんな議論ではない。
このサムライジーンズのブランドとしての企画力、
そしてそれを現実のものとして実現させる行動力が他ブランドに比べて突出してると思うのだ。
生のジーンズが売れなくなってきた御時世にそういった企画力と行動力を形にできる
サムライジーンズのようなブランドは少ないと言わざるをえない。
こういった「夢」を与えてくれるサムライジーンズのようなブランドの存在は、
ファンにとって貴重な存在と言えるのではないだろうか。
数年前のウエアハウスにも感じたブランドとしての「勢い」がサムライジーンズには感じられる。
また、なんと言ってもサムライジーンズと言えばヘビーオンスデニムである。
15ozを皮切りに16oz、17oz、19oz、21ozとレプリカジーンズという枠で括らずとも、
ジーンズ業界全体で考えても非常識なヘビーオンスのデニムを次々と開発し、
それらを採用したジーンズをリリースしている。
それもただ重く厚いデニムだけが売りというわけでは全くなく、
しっかりと色落ちやパーツまでこだわり尽くされたジーンズとしてリリースしている。
今までもヘビーオンスデニムというのはサムライジーンズならずともちらちらとは見受けられたが、
色落ちやパーツまで徹底的にこだわったサムライジーンズのようなものは皆無に等しかった。
昨今ブームとも言えるこのヘビーオンスの流れを作ったのは間違いなくサムライジーンズだろう。
現在サムライジーンズは21ozを上回る脅威の24ozのデニムを開発しており、もうすぐ発売すると公表している。
しかも、なんとこの24ozデニム、あのギネスに申請するらしい。
サムライジーンズの開発したデニムが「世界で最も重いデニム」としてギネスに掲載される日も近いだろう。
さて、肝心のサムライジーンズの色落ちについてだが、単に一言で表すのは実に難しい。
前述したとおり、様々な特徴を持ったジーンズが存在するので特定の方向性を見定めるが難しいのだ。
色落ちは生地によって全く違うし、その生地も頻繁にモデルチェンジがなされてる。
しかし、公式サイトや取扱店などで見る色落ちサンプルを御覧頂ければ
どのモデルでも色落ちの美しさは十分お解かり頂けると思う。
ただ、注意してもらいたいのは
その色落ちしたジーンズがどのモデルかという事をしっかりと理解して欲しいということである。
ただでさえ15oz、16oz、17oz、19oz、21oz、24ozとオンスだけでも数種類、
そこに右綾左綾、そして新旧が加わるのだから数は膨大だ。
サムライジーンズを購入する際は、モデルをしっかり見極めて選ぶ事をおすすめする。
| サムライジーンズ/SAMURAI JEANSのジーンズラインナップ |
| S0510XX(サムライジーンズ定番のXXモデル。40年代〜50年代のXXをイメージ。マイナーチェンジを繰り返しながら販売される) S0510XX-LTD(刀耳2周年記念モデル。記念モデルに相応しい黄金耳を採用。初代モデルS510XXのディテールを再現。バナー付き) S510XX 19oz(XXモデルを極厚の19oz生地で制作したジーンズ。マイナーチェンジを繰り返しながら販売される) S510XX 21oz(遂に登場した21oz仕様のXXモデル。限定) S0510XX-10SP(10周年記念バージョンのS0510XX) S510XX-RR(初代S0510XXの復刻モデル。売り上げの一部は震災復興支援として寄付される) S510XX66-RR(初期のS0510XX66を復刻したモデル。売り上げの一部は震災復興支援として寄付される) S710XX 19oz(19oz生地のスリムストレートバージョン。影武者ポケット) S710XXBK(19oz生地のブラックバージョン) S4000VX(ゼロのブーツカットバージョン) S5000VX(17oz特ザラ生地を使用した通称「零-ZERO-」。シルエット細め、股上浅めにアレンジしたXXモデル) S5000VX 21oz(ゼロの21ozバージョン) S5000BK(S5000VXのブラックバージョン) S5000CX(S5000VXのカラーバージョン) S5000AI-10SP(10周年記念ジーンズとしてリリースされたスペシャルジーンズ。17oz正藍かせ染めデニムを採用) S0500XX(生地は男気15oz刀耳。従来の15oz弱テンションデニムとは一線を画すコシの強さと染めの濃さが特徴) S0310XX(太目のストレート。生地は15oz男気) S0610LX(ローライズストレート。生地は15oz男気) S2000(大戦モデルをイメージ。生地はS0510XXVと同じ。マイナーチェンジを繰り返す) S3000VX(「零-ZERO-」シリーズ。大戦モデルをイメージ。生地はもちろんS5000VXと同じ) S3000BK(S3000VXのブラックバージョン) S0510XX-66(66モデルをイメージ。生地をS5010XXと同じにしてリニューアル。マイナーチェンジを繰り返す) S0505XX(S0510XX-66を基本としながらもフロントジッパーである505をイメージ) S512XXBC(ブーツカット。生地はS510XX 19ozUと同じ。影武者ポケット採用。マイナーチェンジを繰り返す) S513XX BL(ベルボトム。生地はサンフォライズド仕様の15oz弱テンション刀耳セルビッジ) S0110XJ(Lee 101Bをイメージした通称「刃-JIN-」。生地は17oz左綾蒼刀セルビッジ) S0120XJ(「刃-JIN-」シリーズのブーツカット。こちらもLeeタイプをイメージ) S0130XJ(「刃-JIN-」シリーズの初期型101バージョン。バックシンチ、トリプルステッチ仕様) S0510LXX(通称「芸者-GEISHA-」の初代モデル。現在はGA0510LXXとしてマイナーチェンジ) S0510LXX-66(旧「芸者-GEISHA-」シリーズの66モデル) S0505LXX(旧「芸者-GEISHA-」シリーズのフロントジッパーバージョン) GA0510LXX(新「芸者-GEISHA-」生地を16oz弱テンションお色気セルビッジに変更。マイナーチェンジを繰り返す) GA0513LXX(新「芸者-GEISHA-」シリーズのブーツカット) S7000VX(通称「独眼竜」ZERO生地、バックシンチ、サスペンダーボタン、片ポケの1800年代後半仕様) S526XX(通称「小次郎」バックシンチ、剥き出しリベット、影武者ポケットの左綾デニム仕様) S526XX2(小次郎の後継モデル。ディテールを継承しながらも生地を男気15ozデニムへと変更) S634XX(通称「武蔵」バックシンチ、サスペンダーボタンの1900年代初頭仕様。二代目まで制作された) S634XX-AI(武蔵の限定バージョンで、17oz本藍ロープ染色デニムを採用) S510XXV(2003年の阪神優勝を記念して制作された限定ジーンズ。生地は18oz刀耳・猛虎スペシャルセルビッジ) S5110VXJ(2005年の阪神優勝を記念して制作された限定ジーンズ。JIN+ZEROというスペシャルコンセプト) S0170BK(細身のブラックジーンズ。生地は14ozジンバブエコットン) S510XX-AI(蓼正藍でかせ染めを施した17ozスペシャル生地で制作されたジーンズ。シルエットは定番のS0510XXと同じ) SM5000GT-A(サムライ自動車倶楽部初のジーンズ。4ポケ、ハンマーループ仕様。生地は17ozシグナルカラーセルビッジ) S001JP(サムライジャパンジーンズ「倭」第1弾。15oz倭魂デニムを採用) S002JP(サムライジャパンジーンズ「倭」第2弾) ※これらはまだまだサムライジーンズからリリースされたジーンズを全て網羅してるわけではありません。 このモデル数やマイナーチェンジの多さを見るだけでもサムライジーンズの勢いがいかに凄まじいかということが分かると思う。 とにかく、サムライジーンズの”勢い”は止まる事を知らないのだ! |
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