縦落ち

ヴィンテージジーンズやレプリカジーンズの色落ちを語る上で欠かせないのがタテ落ちです。

ここでは、縦落ちは一体どういう原理で表れるのかを考えてみたいと思います。

縦落ちと言えば、縦に白い線が入ったように見える色落ちのことを言いますが、
なぜこんな色落ちが表れるのでしょう?縦落ちには2つの要因が考えられます。

経糸の太さと染色のバラツキです。

経糸の太さにバラツキがあると、織り上げたデニム生地に凸凹ができます。
(凸凹ができる原因は力織機にもあります)
そしてこのような凸凹のある生地のジーンズを穿いていると
凸部(太い部分)には凹部(細い部分)よりも強いテンションがかかり、
凸部の色落ちが先に進行していくことになります。
また、太さにバラツキがあるため染色にもバラツキが生じます。
染色のバラツキには糸の撚りの強さにも深く関係しており、
撚りが強い糸(強撚糸)はインディゴが糸の中心まで染まりにくくなりますので
撚りが強い糸とそうでない糸では色落ちの進行も違います。

このような要因が重なり、色が残ってる部分との差が明確になってきた頃縦落ちが表れるわけです。
レプリカジーンズの中には、
太さのバラつきが激しいストラクチャーヤーンと呼ばれる経糸を用いて激しい縦落ちを狙ったものや、
太さの異なる経糸を数種類使い分けてるものもあるようです。
過剰な縦落ちがみられるジーンズはこういうジーンズが多いです。
これが所謂ストラクチャーデニムと呼ばれているものです。
さらにこの糸のムラを極端に激しくしたものをスラブヤーンと言い、
このスラブヤーンで織られたデニムをスラブデニムと呼んだりします。
ただし、スラブデニムは一般的にはデザインファブリックとして扱われる場合がほとんどで、
緯糸にスラブ糸を使い、斑上に見える横スラブデニムなどが代表的です。
激しい色落ちを狙って作られたものは当然経糸にスラブ糸を用いており、
ストラクチャーデニム以上の縦落ちや凹凸状の色落ちを生み出します。
ですので、スラブデニムはストラクチャーデニム以上に好みが分かれるデニムだと言えるでしょう。

色落ち研究所
其の一:簡単な基礎知識編 其の二:色落ちメカニズム編
(1)生地と織り (2)インディゴと染色 (1)剥がれ落ちていくインディゴ (2)アタリ、ヒゲ、ハチノス (3)縦落ち
其の三:洗濯編 其の四:サイズ編 其の五:自分なりの結論編
(1)洗濯が及ぼす色落ちへの影響 (2)洗剤 (1)ジャストサイズとオーバーサイズ、シルエット (ラスト)ジーンズの色落ちは深い。。。


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