ドゥニーム(DENIME)ジーンズの歴史と魅力



ドゥニーム/DENIME

1988年、林氏によって創設されたドゥニーム。

ブランド名「ドゥニーム」の語源はデニムの元祖と言われるフランスの「セルジュ ドゥ ニーム」からきている。
ドゥニームは現在では入手が難しい50年代から70年代の名品を現代に蘇らせるというコンセプトの元、
数々のジーンズやウエアを発表してきた。
その独特の凸凹感を持った厚めの生地と濃淡の強く表れる色落ちは
次第に口コミでジーンズマニアの間で話題となっていった。

時は90年代前半、80年代からの高騰がピークとなったヴィンテージジーンズの見直しと共にレプリカジーンズブームが発生。
それまでごく一部のジーンズマニアしか知らなかったレプリカジーンズが、
数々のメジャーなファッション誌に取り上げられ広く世間に認知された。
雑誌には特集が組まれ、各誌にドゥニームのジーンズは色落ちが素晴らしいと絶賛された。
それからというもの、しばらくドゥニームのジーンズは店頭に並んでも即完売は当たり前、
入荷時には取り扱い販売店に行列ができるのも珍しくなかった。
今では考えられない現象だが、これも当時のブームがいかに凄かったかということを物語るエピソードである。

ドゥニームの魅力を語る上で決して避けて通れないのがその色落ちだ。
代表の林氏も「ジーンズはディテールよりも色落ち」と語ってるくらい、その色落ちには独特のものがある。
ビンテージジーンズとは異質だが、当時は異例とも言えた凸凹生地に非常に濃い染色が施されたドゥニームのジーンズは、
穿き込むほどに色に濃淡が強く表れる。そう、まるでそれは深海のような深いブルーへと変化していくのだ。
この独特なインディゴの発色と色落ちこそがドゥニームのジーンズの真骨頂と言っても良いだろう。
その色落ちは上の画像、当サイト内の色落ちサンプルを御覧頂ければ納得して頂けると思う。
ドゥニームのジーンズは非常に濃い染めが施されているため、色落ちし難い反面(スピードが遅い)、
初心者でも簡単に濃淡の激しい色落ちを楽しむことが出来る。
何も考えずに穿き込むだけで、自然と濃淡の落差が激しいジーンズへと成長してくれるはずだ。
そしてそんなドゥニームの色落ちに魅了されるジーンズマニアもいまだ後を絶たない。

ちなみに、私はレプリカジーンズ最初の1本として個人的にはドゥニームのXXや66をおすすめしている。
経験も情報も持たない方にはこのドゥニームのイージーさが適してるのではないかと思っている。
時間は掛かるが、簡単に素晴らしい色落ちが味わえるドゥニームは安心して人にすすめられる。
ドゥニームからこの世界に入ればきっとあなたも深みにはまるはずだ。

ドゥニームのジーンズは余計な装飾がない事や、様々なシルエットが選べる事もあってか、
所謂アメカジ系のショップに留まらず、セレクト系のショップにも取り扱われてる場合も多い。
そのためドゥニームはジーンズマニアやアメカジスタイルの人々のみならず、
様々なスタイルのファン層を抱えてるブランドでもある。
これはドゥニームのジーンズがただのレプリカジーンズという枠ではもはや括れないアイテムだと物語る事実である。
アメカジブランドではないブランドがちょっとこだわったジーンズをラインナップに加える事はよくある事だが、
レプリカジーンズから始まったドゥニームのようなブランドが、
アメカジ以外のファッションスタイルに取り入れられるという例は極めて珍しい例だと言える。
つまり、ドゥニームは他のレプリカ系のブランドに比べて世に出回ってるジーンズの数も、一般的な知名度も高いのである。

ドゥニームのジーンズは少しずつ改良が施されていたり、一時期のスポット商品の例はあるが、
定番モデルに限っては何年も変わらないラインナップを維持している。
これはドゥニームのジーンズを購入後何年か穿き込んで、
もう1本同じもを買いたいと思った時にまた買えるという事だ。
当たり前の事だと思うかもしれないが、実はこの当たり前の事が意外と出来てないブランドが多い。
数年後に同じジーンズが欲しいと思っても買えないのである。
これは常に改良されていたり、見直しがされているという理由もあるので一概に悪い事だとは言えないのだが、
全く同じモデルが欲しくても買えないというのはちょっと悲しい気持ちになる。
ドゥニームは大幅な変更もなく定番品が長きに渡って購入できるので、そういった心配には及ばない。
2本目、3本目といつでも好きな時に購入できるのだ。
これはリピーターを増やすには必要不可欠な要素と言えるだろう。

※追記※
尚、現在のドゥニームは経営譲渡の形となり、
リアルマッコイズを再建したNYLONの辻本氏によって新生ドゥニームとして再スタートを図っている。
また、前代表である林氏はそのままドゥニームに留任という形ではなく、
RESOLUTE/リゾルトという新ブランドを立ち上げ、新生ドゥニームとは違った道を進むこととなった。
どちらの今後も大いに期待したい。

ドゥニーム/DENIMEのジーンズラインナップ
XXモデル(40年〜50年代のXXをイメージしたフラッグシップジーンズ)
XX type2(1954年のXXをイメージ)
66モデル(66をイメージ)
66XX(XX生地仕様の66ディテール)
66ローライズ(66をローライズバージョン)
66ブラック(ブラックデニムバージョン)
大戦モデル(大戦モデルをイメージ)
Cタイプ(1900年代初期のXXをイメージ)
Sタイプ(Sタイプをイメージ)
502(502をイメージ)
505(505をイメージ)
508(805をローライズにモディファイ。ドゥニームの中で最も細身)
517(517をイメージ)
517XX(XX生地仕様の517)
606(1970年の606をイメージ)
805(505のユース版をイメージ)
805XX(XX生地使用の805ディテール)
京都モデル(60年代後半をイメージ。京都店限定で販売されてる)
東京モデル(60年代後半をイメージ。千駄ヶ谷店限定で販売されている)
10th(10周年を記念して製作されたジーンズ。XXとSXXの2モデルがリリースされた。真空パック入り)
15th(15周年を記念して制作されたジーンズ。ダブルネームをイメージ)
20th(20周年を記念して製作されたジーンズ。ビッグEをイメージ。真空パック入り)
1988 E(創立年を冠したジーンズ。ディテールは60年代をイメージ)


デニムギャラリー内で紹介しているドゥニーム/DENIME
XXモデル XXモデル
まとめて2本
66モデル 66モデル&XXモデル 大戦モデル 201 デニムスニーカー
ワールドコレクションズギャラリー
66xx
xx
色落ちレポート
506/1st
 506
ファースト


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